足回りに関しては程よい車高短(車検対応範囲)で、峠やサーキットで気持ち良く走れるようなセットアップを考えてます!
サーキットを走るにしてもタイムをガンガン詰めて走りたいというわけでもなく、スポーツ走行やドリフトをエクサイズ的に楽しんでいきたいという感じです。
過去の話ですが、10~20代の頃の愛車は、マンホールの蓋にフロントパイプと中間パイプを繋ぐフランジが擦ってしまうほど車高を下げたりなんてことも散々してきた経験から、今回は楽しむための走行性能を保ちつつ車検対応というのが狙い。
なのでオリジナルの良さをなるべく崩さない仕様に!
だからといってこうじゃなきゃみたいな考えではないので、好みに合わせて派手にセットアップしている仕様もそれはそれで好きですけどね^^
GR86 足回り購入したもの
足回りは4点のパーツで構成しました!
ショックはノーマルのままスプリングを変えることで車高が下がるので、下がった分の補正に必要なパーツを組み合わせました。
GROW Design×HALsprings スポーツサス
このスプリングは、純正ダンパーを知り尽くした開発担当者と、スプリングの特性・設計を知り尽くしたHALspringsが、乗り心地・運動性能を重要視し、共同開発された純正ショックアブソーバー専用のスプリングということで試したくなったものです。
ダウンサスではなく、スポーツサスとして展開しているのは開発担当者の拘りを感じるところですね。
車高は設計目標車高値純正比で約-30mmダウンとなっていて車検にも通る範囲です。
正直、乗り心地という部分では期待してません。
ノーマルショックのストロークを減らしているわけなので、スプリングとのバランスで運動性能が調整されても、乗り心地がオリジナルより良くなるとは考えにくいですもんね。
乗り心地に関しては、オリジナルと同等であればまったく問題ありません。
でもスプリングを実際に見て思うのは、巻数が少なく出来ていることを考えると、合成のある部材を惜しみなく使い、高い技術があるんだろうなということがわかります。
単純に車高を下げるためのダウンサスの巻数などをネット上で見比べてみればその違いはわかると思います。
ハルスプリング公式ショップ:https://halsprings.co.jp/automobile/collaboration.html
CUSCO 調整式スタビリンク ユニバーサルタイプ(フロント)
ローダウンした際に変化してしまうフロントスタビライザーの取付角度を補正するために使用しました。
純正スタビリンクと交換するだけの簡単ボルトオン取付です。
商品コード:00B 318 A26
仕様:長さ調整式265mm~295mm 純正長250mm
楽天商品ページ:クスコ 調整式スタビリンク ユニバーサルタイプ(フロント用) 00B 318 A26
GR86に使用できるクスコのスタビリンクは調整幅が2パターン用意されているので、私は調整幅が長いタイプのものを使用してます。
※使用する足回り(ブラケットの位置やダウン量)によって変わる。
商品コードが違うはずなので間違えないようにです。
CUSCO 調整式ピロスタビリンク (リヤ)
ローダウンした際に変化してしまうリアスタビライザーの取付角度を補正するために使用しました。
純正スタビリンクと交換するだけの簡単ボルトオン取付です。
商品コード:965-317-A
仕様:長さ調整式73mm~87mm 純正長95mm
楽天商品ページ:CUSCO クスコ 調整式ピロスタビリンク (リヤ)GR86 965-317-A
ピロボール化にもなって、よりリニアなスタビ効果も得られのでコスパがいいです。
カザマオート GR86 リアスタビアジャストブラケット
リアスタビライザーの位置を最適化するブラケット。
リアスタビライザーの取付位置を純正位置より22mm上側にあげることにより、リアスタビライザーが1G状態で水平に近づくことで稼働効率が各段と上がり、アームが突っ張ることもなくなり乗り心地も改善できるということで装着。
商品コード: 01404306
こちらはヤフオクで入手しました!
出品者の「kz350spl55」はカザマオートのアカウントだと思います。対応も早く安心した取引ができました。
参考までに!
GR86の3センチダウンはこんな感じ
画像ではダウン量がわかりづらいかもですが参考までに。
純正のタイヤサイズ215/40R18でフェンダーとの隙間がこのような感じなので、225/40または235/40を履かせれば、ちょうどいい感じに仕上がりますね。
この程度であれば車高を気にせず存分に走れるレベルかなと。
そして今回の足回りにかかった費用は!?
1:GROW Design×HALsprings スポーツサス 55,000円+送料1,650円=56,650円
2:CUSCO 調整式スタビリンク ユニバーサルタイプ(フロント用) 20,852円(さらに楽天ポイント還元有り)
3:CUSCO 調整式ピロスタビリンク (リヤ) 13,860円+送料770円=14,630円(さらに楽天ポイント還元有り)
4:カザマオート GR86 リアスタビアジャストブラケット 16,280円+送料1,650円=17,930円
4点合計 110,062円
これを高いと思うか、安いと思うかは人それぞれなので何ともですが、私の場合は楽天購入した分は、ポイントを使ったり得たりなので、実際はかなり安く抑えることができました。
足回りをセットアップした感想
これは本当に好みというか、何を目的とするかでセットアップ内容が変わると思うので、単純に乗り心地を優先したいのであればそういった方向に振ってある車高調やショックを選ぶのもいいと思います。
あと幅のあるホイールをツライチとかタイヤサイズの幅を広げていきたいとなると、ノーマル形状のショックがベースの場合は干渉など気をつけなければいけないことがあると思うので、事前にマッチングの確認はしておいたほうがいいです。
ホイールはリム幅からオフセットも関係してくるので何ともですが、タイヤを255以上履かせようとすると、ハンドル全開に回してインナーに当たる可能性も出てきます。
私が免許取り立て(30年前~)の頃はドリフトブームで、キャンバーを恐ろしいほど寝かせる「鬼キャン」が流行っていたので、自分もリムの深いマイナスオフセットのホイールを履かせたいとショップに注文しに行ってスタッフの方に言われたのは・・・「そのノーマル形状の足にピロアッパー全開レベルじゃそのオフセットは履けないよ」と止められた経験があります。
当時は知識も経験も無かったので、雑誌で見たような仕様は簡単にできるもんだと思い込んでましたね。笑
GR86の場合も、あの人があのダウン量であのホイールとタイヤサイズ履いてるから自分のもイケるだろうという安易な考えは気をつけてくださいね。
でもそこから何とかしようとか考えるのが楽しかったりするんですよね。
ちなみにホイールとタイヤに関してはノーマルフェンダーを前提に、リム幅8.5Jオフセット+45あたりで225/40を試してみて、次に8.5Jのまま235/40を履かせてみてという感じで比較を考えてます。
そんなことを踏まえ、この先のことを考えると、車検対応レベルの程よい車高(3センチダウン)でスポーツ走行にも対応している「GROW Design×HALsprings スポーツサス」の選択は間違いなかったと思っています。
GR86に快適な乗り心地は求めてなくノーマルレベルの硬さならOKとしているので、今回のセットアップでは程よく車高が下がったというだけで、突き上げ感が増した感覚もなく、街乗りでも何の違和感もありません。
あと本音の部分でいうと、車検のたびに何かを戻さないといけない作業があったりしたら面倒だなと。
なので求めたのは、
構えず気楽に乗れること!
峠やサーキットで気持ち良く走れること!
そのまま車検に通ること!
これです^^
また何か気が変わって、本格的にタイムアタックやドリフト仕様にするのであれば、そのときは車高調や他の足も考えたりもするかもですが、ひとまずこの仕様で楽しんでいきます。