走るのが好きな方やバケットシートを経験していると、ステアリングコラムの高さ調整できる範囲が「もう少し下げられたらな~」なんて思うことはないでしょうか。
GR86では純正シートでもそんなことを思ってしまったので、今回はステアリングコラムの取り付け部分にスペーサーを挟み、強制的に調整範囲を広げてステアリングの位置を下げてみることにしました。
スペーサー
スペーサーとして使ったのは、M10×32(厚み3.2mm)のワッシャーです!
ホームセンターで4枚入り100円台だったと思います。
2箇所使うので2つ購入しても300円以内!!!
コスパ最強パーツです^^
取り付け作業は約30分~
運転席右側サイドパネル
まずは運転席右側のサイドパネルを外します。
プラスドライバーでネジを外します。
運転席左側サイドパネル
左側の足元にあるネジも外します。
ステアリングコラムカバー
ステアリングコラムカバーの下側を外すのにハンドルを右に回しネジを外します。
左側も右側同様に外します。
そうしたらネジを外した場所のカバーを全て外します。
ステアリングコラム本体
ワッシャーを挟む前の写真を撮り忘れたので既に右側のワッシャーがすでに挟まっていますが、ステアリングコラムを固定しているナットは左右2箇所あるので同じように作業すればOKです!
ワッシャー1枚が3.2mmの厚みがあるので3枚で9.6mm挟んだことになります。
左側のステアリングコラムを固定しているナットです。
ナットは40N・mのトルクで締め付けました。
使用した工具
プラスドライバーは何を使っても問題ないと思うのですが、私の場合はスイベルタイプのラチェットハンドルを持っていなかったのでこの機会にamazonでディープソケットとセットで購入しておきました。
狭いところの作業は首を振ってくれるラチェットが役立ってくれます。
今回購入したスイベルラチェットハンドルとディープソケットを参考までに紹介します!
amazon商品ページ:SK11 スイベルラチェットハンドル 差込角 9.5mm 3/8インチ SRH3FR 72山ギア 全長230mm
amazon商品ページ:SK11 ディープソケットセット SHS308D クリップ色:赤 差込角:9.5mm 8点 1セット
無理にナットを締めてナメてしまったなんてことになったらと面倒なことになてしまう想定をしたのと、今後のメンテなどを考えると設備投資的な価値があるかなと。
思ったとおりの効果!!!
全開下げた状態でヒール&トゥをするモーションを大袈裟にやってみると膝がコラムカバーに当たるほどです。(純正シート)
後々リクライニングバケットシートも入れるので、これだけの調整幅があるとローポジになってもドライビングポジションに悩まなくて済むと思います。
300円程度の部品代と30分程度の作業でこの効果は大満足な結果です!!!
ただ注意してほしいのは、強制的にコラム位置を変えていることになるので、このことがキッカケとなって起きたトラブルに関しては、メーカー保証対象外となる可能性があることも理解しておくことが必要です。
参考までに。